2021年05月10日(月)

~時間厳守と私の腕時計~


 待ち合わせの時間に必ず遅刻してくる友人がいます。5分10分くらいなら構わないのですが、30分以上ともなるとやはり腹が立ちます。

 私は人を待たせることが嫌いなので、前日に「逆算作業」をすることで遅刻のリスクを減らしています。例えば12時に待ち合わせるのであれば、11時半の電車に乗らなければならない…そのために11時15分に家を出なければならない…そのために10時45分に身支度を始めなければならない…といった具合に。そこから余裕をもって起床時間を決めて、逆算した時間通りに動けば遅刻することはないと思うのですが、私が細かすぎるのでしょうか? 遊びの約束なら多少アバウトな時間でも構わないと思う人もいるかもしれませんが、平気で遅刻する癖がついていると、仕事上の約束など大切な場面にも影響が出てしまう気がします。

 井口葬儀店にも、お客様とのやりとりの上で「○○時頃に」「○○時前後に」など曖昧な時間設定をしないという決まり事があります。当たり前のことですが、例えば「明日10時15分に伺います」と言い切り、その時間ぴったりに訪問できるということは、お客様からの信頼を得ることの第一歩かと思います。

 仕事の上だけでなく、時間を厳守するということを私が日々意識している理由は、高校時代に遡るように思います。先生や先輩がやたらと「5分前行動をしなさい」とうるさく言う学校でした。私は律儀にも腕時計をつけ、いつも時間を確認しながら生活していました。今思えばずいぶん几帳面で真面目な生徒だったものだなぁとおかしくもなる話です。

 腕時計をする習慣は今も変わらず、家を出るとき左手首に腕時計がないと落ち着きません。今使っているものは亡くなった祖母が成人のお祝いに買ってくれたもので、10年以上愛用しています。今は腕時計がなくてもスマホを見れば時間はすぐにわかりますし、煩わしさから腕時計をしている人はもしかすると少ないかもしれません。ただ、私にとって腕時計は時間厳守のために必要なものであると同時にお守りのような大切な存在です。これから先の人生も、共に大事に歩んでいきたいと思っています。

文責:加藤 美希