国分寺通信

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~思い出づくり~

~思い出づくり~

 我が家では夕食後に妻がNetflix(ネットフリックス)で映画やドラマを楽しみ、子供たちは自由時間になるとタブレットや携帯電話でTikTok(ティックトック)やYouTube(ユーチューブ)を楽しむのが日常風景となっています。同じ場所でお互いの存在を認めつつ、それぞれが自分の時間をゆっくり過ごす。私が子供の頃はテレビの前に皆が集まり同じ番組を見ながら過ごすというのが家族団らんの形でした。多様性の時代と呼ばれる現代、趣味や娯楽も様変わりして何だかすごい時代になったなぁ、というのが率直な感想です。昭和世代の私としては、今のスタイルが少々寂しいと思う反面、これはこれでバランスが取れていて悪くないなとも思います。

 「人生で一番大切な仕事は思い出づくり。最後に残るのは結局それだけなのだから。」先日手にした本の一文を読み「そうか、そうだよなぁ」と妙にしっくりと腑に落ちました。子供が成長し自分の時間が持てるようになったのはありがたいことですが、家族皆で同じ体験をすることが少なくなってきていることに気付き、子供達が巣立っていく前に家族との思い出をしっかりと作っておかねばと思うようになりました。家族のためではなく、自分の中に家族の思い出をしっかりと残しておきたいという気持ちです。

 生年月日とこの先何歳まで生きていたいかを入力すると残りの寿命を可視化してくれる。最近はそんな携帯アプリがあるのをご存じでしょうか。試しに80歳でこの世を去る(予定)と入力してみたところ残りの寿命は9,890日と出ました。一秒、また一秒とカウントダウンが進む画面を眺めていると、なかなか感慨深いものがあります。実際は最後の時がいつやってくるか分りませんが、いつか来るその時に思い出すことが、少しでも楽しい思い出であるように、一日一日を大切に過ごしましょう、と教えてくれているような気がします。

 今年もそろそろ夏休みの予定を考える時期がやってきました。唐突に「どこかへ行かない?」と声をかけても塩対応をされてしまうのは火を見るより明らかなので、ちょっと作戦を練ってみることにしましょう。思春期の娘達とのコミュニケーションや距離を縮める事には苦労しそうですが、そんなやりとりも良い思い出になってくれることを期待してアプローチしてみます。

文責:大橋 林太郎

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