国分寺通信

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~手帳を育てる時間~

手帳を育てる時間

 手帳を書く時間が好きです。お気に入りの手帳と文房具を広げるひとときは、私にとって欠かせないルーティンになっています。

 ここ3年ほど、同じシリーズの手帳を愛用しています。余計な装飾がないシンプルなデザインなので、好きなように書き込めるところが気に入っています。同じ手帳でも、その年だけの一冊に仕上がるのが面白いところです。

 手帳を飾る楽しみを教えてくれたシールやマスキングテープ、カラフルなペンを集めた文房具箱は、気づけばもう三箱になっています。大切な相棒たちです。「また買ってる」と友人に呆れられますが、これは手帳を育てるための必要経費なのです。

 休日は、珈琲を片手に、時には大好きな和菓子も添えて手帳を開きます。予定だけでなく、その週にあった出来事や、「いつか行きたい場所」「挑戦したいこと」を書き留めていきます。その日の気分でシールやスタンプを選び、小さなイラストも添えながらページを仕上げていくことに没頭していると、気づけば家族に「そろそろ寝よう」と声を掛けられ、ハッとすることもしばしばです。

 月日が経ってページを見返すと、余白の多いページを見ては「余裕がなかったんだな」と苦笑いすることもあれば、シールやテープで彩られたページを眺めては「なかなかやるじゃない」と、思わず自分を褒めたくなることもあります。

 手帳は、誰かに見せて評価してもらうためのものではありません。その時の自分の気持ちにまっすぐ向き合い、ただただ浸れる、自分だけの世界です。だからこそ、安心して楽しめて、自分を表現できるのだと思います。
 今年もそんな時間を大切にしながら、手帳を少しずつ育てていきたいと思います。

文責:藤田 晴菜

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