国分寺通信

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玉串奉奠とは?神式葬儀での作法・意味・順序をわかりやすく解説

神式葬儀に初めて参列するとき、「玉串奉奠って何をするの?」と戸惑う方は少なくありません。事前に意味と手順を知っておくだけで、当日は故人への想いに集中して臨むことができます。

玉串奉奠(たまぐしほうてん)とは

玉串奉奠(たまぐしほうてん)とは、神道や天理教の儀式やにおいて榊(さかき)の枝に紙垂(しで)や木綿(ゆう)を結び付けた「玉串」を神前に捧げる儀礼のことです。

仏式における焼香(しょうこう)、キリスト教式における献花(けんか)に相当する行為であり、神葬祭(しんそうさい/神式の葬儀)のなかでも特に重要な参拝作法のひとつとされています。

参列者一人ひとりが玉串を受け取り、神前へと進んで捧げる一連の所作を通じて、故人の御霊(みたま)の安らかな旅立ちを祈ります。遺族・親族から順に全員が行う儀礼ですので、神式の葬儀に参列する際にはぜひ基本的な流れを押さえておきましょう。

なお、正式な読み方は神社本庁の定めに従い「ほうてん」です。「ほうでん」と表記・発音されるケースも一部見られますが、公式な場では「たまぐしほうてん」を用いるのが適切とされています。

由来・背景

玉串は古来より神霊が宿る依り代(よりしろ)と考えられてきました。枝葉の一本一本に神の気配が宿るという観念のもと、捧げる所作そのものが参拝者の魂を神へと繋ぐ橋渡しであるとされています。

その起源は古く、『古事記(こじき)』や『日本書紀(にほんしょき)』にも玉串にまつわる記述が見られ、神道儀礼のなかでも特に長い歴史を持つ作法のひとつです。故人を神のもとへ穏やかに送り届けたいという、人々の真摯な祈りが長い年月をかけて形として受け継がれてきました。

基本の手順と当日の流れ

玉串奉奠の基本的な手順は以下のとおりです。当日に慌てないよう、流れをイメージしておくと安心です。

  1. 玉串を受け取る
     根元(枝側)を右手、葉先を左手で支えるように両手で受け取ります。

  2. 神前へ進む
     案内にしたがって神前に進み、一礼します。

  3. 玉串を奉奠(ほうてん)する
     玉串を時計回りに回し、根元を神前に向けた状態で祭壇の玉串案(たまぐしあん)にそっと捧げます。

  4. 二礼二拍手一礼(にれいにはくしゅいちれい)を行う
     神葬祭では「しのびの作法」として、拍手の際に音を立てない忍び手(しのびて)で行うのが一般的です。

    ※天理教では、二礼四拍手一拝四拍手一礼を行います。

服装は一般的な喪服で問題なく、特別な持ち物も必要ありません。手順に迷ったときは、式場のスタッフや神職(しんしょく)にお声がけいただければ、丁寧にご案内いたします。

まとめ

玉串奉奠は、神式葬儀において故人へ贈る最後の礼です。正式な読み「たまぐしほうてん」と、玉串を回して捧げ・忍び手で礼をする基本の所作を心得ておくことで、遺族も参列者も心を込めて大切な方を見送ることができます。

神式葬儀の流れや玉串奉奠の作法について、わからないことやご心配なことがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。経験豊富なスタッフが、皆さまに寄り添いながら丁寧にご説明いたします。

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