国分寺通信

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密葬とは?家族葬との違い・本葬との関係・流れをわかりやすく解説

「密葬」という言葉を耳にしたとき、「家族葬と何が違うの?」と疑問を感じる方も多いのではないでしょうか。正しく理解しておくことで、いざというときに落ち着いて判断でき、故人にふさわしいお別れの場を整えることができます。

密葬(みっそう)とは

密葬とは、後日執り行う「本葬(ほんそう)」に先立ち、ご家族や近親者のみで遺体を火葬・埋葬する、小規模な葬儀のことを指します。一般への訃報(ふほう)の公表よりも前に、内々に執り行われることが多いのが特徴です。

重要なのは、密葬は「本葬(社会的なお別れの場)とセットで成り立つ葬儀形式」だという点です。本葬(社会的なお別れの場)を設けず、ご家族だけで完結する小規模な葬儀は、正確には「家族葬(かぞくそう)」と呼ぶのが一般的です。近年、この二つの言葉が混同されるケースも増えていますが、目的と位置づけが異なります。密葬はあくまで「本葬までの間に、ご遺体を丁重にお守りし、近親者でお見送りする場」として位置づけられています。

由来・背景

密葬の慣行(かんこう)は、著名人や社会的地位の高い方が亡くなられた際に広まりました。本葬の準備には参列者への案内や式場の手配など相応の時間が必要であるため、その準備期間中にまず近親者だけで内々に火葬を済ませる、という流れが定着したのです。昭和期の著名人の葬儀においても広く採用されており、現在もその形式は受け継がれています。

密葬の一般的な流れ

密葬は、おおむね以下のような流れで執り行われます。

  1. ご逝去・ご遺体の搬送 病院や施設からご自宅・安置施設へお連れします。
  2. 近親者への連絡 一般への訃報公表は本葬の案内と同時に行うことが多いため、この段階での連絡範囲はご家族・親族に絞ります。
  3. 通夜・告別式(密葬) 少人数でしめやかに営みます。宗教形式はご家族の意向に合わせて選べます。
  4. 火葬・収骨(しゅうこつ) 近親者で見守りながら故人をお送りします。
  5. 本葬・偲ぶ会の準備 火葬後、日程・会場・案内状などの手配を進めます。

知っておきたい注意点・ポイント

密葬を選択される際には、事前にいくつかの点を明確にしておくことが、後々の円滑な対応につながります。

本葬・お別れの会の要否を早めに決める
密葬のあとに本葬や「偲ぶ会(しのぶかい)」を予定しているかどうかを、ご家族で早い段階から話し合っておきましょう。故人と縁のある職場の方々や友人・知人にとって、弔意(ちょうい)を示す機会が後日設けられることは、大切な配慮のひとつです。

訃報の公表タイミングを丁寧に検討する
密葬は一般への訃報公表前に行われることが多いため、「知らせを受けたときにはすでに火葬が終わっていた」と感じられる方もいらっしゃいます。本葬や偲ぶ会の日程とあわせて訃報をお伝えすることで、関係者の方々に丁寧な印象を届けることができます。

葬儀社と認識をしっかり合わせる
「密葬でお願いしたい」と伝える際は、本葬を予定しているのかどうかを担当者にも明確に共有しましょう。言葉の定義のズレが手配の行き違いにつながることもあるため、丁寧な確認が安心への近道です。

まとめ

密葬は「本葬ありき」の葬儀形式であり、家族葬とは目的も位置づけも異なります。本葬や偲ぶ会とあわせて計画することで、故人と縁のある多くの方が心を込めてお別れできる機会を大切に守ることができます。

葬儀の形式についてわからないことや迷われることがあれば、どうぞ遠慮なくご相談ください。経験豊富なスタッフが、ご家族の気持ちに寄り添いながら、一緒に考えてまいります。

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