国分寺通信

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霊柩車とは?種類・費用・手配方法から乗車マナーまでわかりやすく解説

大切な方を見送るとき、霊柩車(れいきゅうしゃ)についてよくわからないまま当日を迎えてしまう方も少なくありません。事前に基本的な知識を持っておくと、落ち着いた気持ちで故人を送り出すことができます。

霊柩車(れいきゅうしゃ)とは

霊柩車とは、柩(ひつぎ)にお納めした故人を式場から火葬場(かそうじょう)へと運ぶために使用される専用の車両のことです。

現在、日本で使われている霊柩車には主に三つの種類があります。

  • 宮型(みやがた)霊柩車:車体の上部に神社仏閣を模した豪華な装飾が施されたタイプ。かつては葬儀の象徴的な存在でしたが、近年は火葬場周辺の住民への配慮や、自治体・火葬場の条例・方針による受入れの見直しなどを背景に、都市部では数が減っています。費用は、地域や葬儀社によって異なります。
  • 洋型(ようがた)霊柩車:リムジンやセダンをベースにした車両で、外見は一般の乗用車に近く、現在の主流となっています。
  • バン型霊柩車:ワゴン車をベースにしたシンプルな車両で、搬送(はんそう)専用として使われることが多いタイプです。

いずれも費用は葬儀プランや車両のグレード、地域によって変わりますので、詳しくは葬儀社へ事前にご確認いただくと安心です。

由来・背景

日本での霊柩車の歴史は、明治時代以降にさかのぼります。それ以前は棺を人の手で運ぶ「野辺送り(のべおくり)」と呼ばれる葬列(そうれつ)が一般的でした。その後、西洋の葬儀文化が伝わり、自動車が普及するにつれて、現在のような車両での搬送スタイルが定着していきました。

宮型のデザインは日本独自の文化が色濃く反映されており、長年にわたり故人を敬う気持ちの象徴として受け継がれてきました。時代とともに車両の形は変わっても、故人を丁寧に送り届けるという想いは変わらず引き継がれています。

知っておきたい注意点・ポイント

霊柩車に関して、遺族・参列者の方にぜひ知っておいていただきたいポイントをまとめました。

乗車できる人数・同乗の可否について

霊柩車への遺族の同乗は、車両の種類によって違いがあります。乗車の可否や人数については、葬儀社に事前に確認しておくと安心です。そのほかの参列者の方は、マイクロバスや自家用車で火葬場へ向かうことがほとんどです。

手配は葬儀社が行います

霊柩車の手配は、基本的に葬儀社が一括して行います。喪主やご遺族が個別に手配する必要はありませんが、希望する車両の種類がある場合は、打ち合わせの段階でお伝えいただくとスムーズです。

出発時のマナーについて

霊柩車が出発する際には、参列者全員で静かに見送るのが礼儀とされています。大声での会話や笑いは慎み、故人への敬意を心を込めて示しましょう。また、霊柩車とすれ違う際に親指を隠す風習が一部地域に残っていますが、これは古くから伝わる民間の習俗・言い伝えのひとつであり、宗教的な作法とは異なります。地域や家によって行われない場合も多く、絶対的なしきたりではありません。

まとめ

霊柩車は、故人が最後に乗る大切な車両です。種類や費用、乗車人数のルールをあらかじめ把握しておくことで、当日は故人の旅立ちを穏やかな気持ちで見守ることができます。

わからないことや気になる点がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

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