国分寺通信

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弔慰金とは?意味・相場・香典との違いをわかりやすく解説

大切な方を亡くされた際、職場や所属団体から「弔慰金(ちょういきん)」が支給される場合があります。耳慣れない言葉に戸惑う方も多いかもしれませんが、遺族にとって心強いサポートとなる制度です。

弔慰金(ちょういきん)とは

弔慰金とは、故人の死を悼(いた)み、残された遺族を慰める目的で、会社・労働組合・業界団体などの組織が遺族に対して支払う金銭のことです。個人が持参する香典(こうでん)とは異なり、組織としての弔意を示す公的な性格を持っています。

支給額は勤務先の就業規則や福利厚生規程によって定められており、従業員本人が亡くなった場合のほか、従業員の配偶者・父母・子などの家族が亡くなった際に支給されるケースもあります。金額の目安は企業規模や業種、規程の内容によってさまざまですが、従業員本人の場合は一般的に数万円から数十万円程度とされています(役職・勤続年数・企業規模によって異なります)。突然の悲しみのなかで、暮らしの面からも遺族を支えてくれる大切な制度といえるでしょう。

由来・背景

日本には古くから「結(ゆい)」や「講(こう)」と呼ばれる相互扶助(そうごふじょ)の慣習があり、地域や共同体の仲間が困ったときに助け合う文化が育まれてきました(具体的な形や呼び名は地域によって異なります)。この精神が近代化とともに企業や労働組合の福利厚生制度へと発展し、弔慰金という形で組織的に支給される仕組みが広まっていきました。現代においても、職場のつながりを通じて遺族を支えるという温かな慣習として受け継がれています。

知っておきたい注意点・ポイント

弔慰金を受け取る際には、いくつかの点を確認しておくと安心です。

香典との違いを整理しましょう

香典は個人から遺族へ贈られる金銭であり、社会通念上相当な額の範囲であれば、相互扶助の慣習として非課税(ひかぜい)とされています。一方、弔慰金は組織から支給されるため、税務上の取り扱いが異なります。たとえば業務上の死亡による弔慰金と業務外の死亡による弔慰金では、所得税(しょとくぜい)・相続税(そうぞくぜい)それぞれの扱いが変わる場合があります。税務上の判断は個々の状況によって異なりますので、特に高額になる場合は税務署や税理士(ぜいりし)へご相談されることをおすすめします。

手続きは早めに確認を

弔慰金の申請には、故人の死亡診断書の写しや会社所定の申請書類が必要になることがほとんどです。悲しみのなかでも手続きを滞りなく進めるために、故人が在籍していた職場の総務部門や人事部門へ早めに連絡しておくと良いでしょう。

受取人と支給対象を確認する

支給の対象となる遺族の範囲(配偶者・子・父母など)は規程によって異なります。誰が受け取るのかを事前に把握しておくことが大切です。

まとめ

弔慰金は、故人を偲(しの)びながら遺族の生活を支える、日本の相互扶助の心から生まれた大切な慣習です。支給額や申請手続きは勤務先の規定によって異なるため、いざというときに慌てないよう、事前に確認しておくと安心できます。

手続きのことや葬儀全般についてご不安な点がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

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