国分寺通信

Glossary

弔問とは?意味・タイミング・服装・マナーをわかりやすく解説

大切な方を亡くされたご遺族のもとへ、直接足を運んでお悔やみを伝える「弔問(ちょうもん)」。いざというとき戸惑わないよう、基本的な意味とマナーを一緒に確認しておきましょう。

弔問(ちょうもん)とは

弔問とは、故人(こじん)の死を悼(いた)み、遺族のもとへ直接訪問してお悔やみの気持ちを伝える行為のことです。電話やメッセージでお悔やみを伝えることとは異なり、実際に足を運ぶことで「あなたのそばにいます」という真心を直接届けられる、大切な場です。

弔問を行うタイミングは大きく二つあります。ひとつは訃報(ふほう)を受けてから通夜(つや)・葬儀(そうぎ)の前に自宅へ伺う「自宅への弔問」、もうひとつは通夜や葬儀・告別式(こくべつしき)の式場へ参列する形です。自宅への弔問は、ごく親しい間柄の方が対象となるケースが多く、遠方の場合や日程が合わない場合には、葬儀後に改めて自宅を訪問する「後日弔問」という形をとることもあります。いずれの場合も、遺族の状況や意向を最優先に考えることが大切です。

由来・背景

古来より日本では、人が亡くなると親族や近隣の人々が自宅へ集まり、ともに故人を偲(しの)ぶ習慣が根付いてきました。この風習は地域の結びつきや仏教・神道などの宗教的慣習とも深く関わりながら受け継がれ、現代の弔問という形に至っています。地域ごとに細かな慣習が残っていることもあるため、その土地の風習を尊重する姿勢も大切にされています。

知っておきたい注意点・ポイント

弔問の際には、次のポイントを心がけると遺族の方への配慮が伝わります。

訪問のタイミング
自宅への弔問は、事前に遺族へ連絡を取り、都合を確認してから伺うのが基本です。突然の訪問は遺族の負担になることがあるため、必ず一報を入れましょう。

服装
通夜・葬儀への参列であれば喪服(もふく)が基本です。葬儀前の自宅弔問や後日弔問では、地味な色合いの平服(へいふく)で伺うのが一般的です。派手な色や華やかなアクセサリーは避け、落ち着いた装いを心がけてください。

言葉遣いと滞在時間
お悔やみの言葉は「この度はご愁傷様(ごしゅうしょうさま)でございます」など、簡潔で温かみのある表現を選びましょう。「死ぬ」「重ね重ね」など、不幸を連想させる忌み言葉(いみことば)は使わないよう注意が必要です。また、遺族は心身ともに疲弊していることが多いため、長居はせず短時間で切り上げることが思いやりのあるマナーです。

まとめ

弔問は、故人への敬意と遺族へのいたわりの気持ちを直接届けられる、かけがえのない機会です。正しいマナーを知っておくことで、大切な方が悲しみの中にいるとき、そっと寄り添う行動がとれます。

弔問のマナーや葬儀に関することで、わからないこと・気になることがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。地域に根ざしたスタッフが、丁寧にお答えいたします。

用語集⼀覧に戻る