国分寺通信

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返礼品とは?葬儀・法要での選び方・相場・マナーをわかりやすく解説

大切な方を亡くされた後、葬儀の準備と並行して「返礼品はどうすればいいの?」と戸惑われる方は少なくありません。ここでは、返礼品の基本から選び方・渡し方まで、丁寧にご説明します。

返礼品(へんれいひん)とは

返礼品とは、葬儀や法要において香典(こうでん)・供物(くもつ)・供花(くげ/きょうか)などのご厚意をいただいた方へ、感謝の気持ちを込めてお渡しする贈り物のことです。

返礼品のなかでも、香典に対するお返しのことを特に「香典返し(こうでんがえし)」と呼びます。故人への弔意(ちょうい)に対して遺族が誠意をもってお応えする、大切な礼儀のひとつとされています。品物としては、お茶・海苔・タオル・洗剤・カタログギフトなど、日常的に使いやすく、かつ「消えもの」と呼ばれる消耗品が選ばれることが一般的です。形に残るものよりも、使ってなくなるものを選ぶのは、「悲しみも消えていくように」という願いが込められた、日本ならではの心遣いでもあります。

由来・背景

返礼品の慣習は、古くから日本に根づく相互扶助(そうごふじょ)の精神に由来しています。冠婚葬祭においていただいたご厚意には必ずお返しをする、という「もらいっぱなしにしない」文化が、仏事の場にも自然に取り入れられてきました。地域のつながりを大切にしてきた日本の各地においても、こうした慣習は受け継がれており、近隣の方々との絆を改めて確かめ合う機会にもなっています。

知っておきたい注意点・ポイント

相場の目安と「半返し(はんがえし)」

返礼品の金額は、いただいた香典の「半額程度」をお返しする「半返し」が基本の考え方とされています。一方で、高額の香典をいただいた場合などは「3分の1程度」を目安にすることもあり、一般的にはいただいた金額の3分の1〜半額の範囲で検討される方が多いようです。たとえば1万円の香典であれば、3,000〜5,000円相当の品物をお選びになると良いでしょう。

渡すタイミングは「即日返し」と「忌明け返し」の2種類

  • 即日返し(そくじつがえし):通夜・葬儀の当日にお渡しする方法です。会葬御礼品(かいそうおんれいひん)とは別に一律の品物を用意し、香典をいただいた参列者にお渡しします。
  • 忌明け返し(きあけがえし):仏式では四十九日(しじゅうくにち)の法要後、神式では五十日祭(ごじゅうにちさい)後、キリスト教式では一ヶ月目の追悼ミサなど、宗教・宗派によって忌明けの時期が異なりますが、その節目に品物をお送りする方法です。いただいた香典の金額に応じて、また各人の好みに合わせて品物を選ぶ事が出来るので、より適切で丁寧なお返しを行う事が可能です。

のし紙の表書きにも気を配りましょう

のし紙の表書きは「志(こころざし)」が宗教を問わず最もよく使われます。「満中陰志(まんちゅういんし)」は主に関西圏や浄土系の宗派で用いられる表書きで、地域や宗派によって使用される範囲が異なります。「粗供養(そくよう)」なども宗派・地域によって用いられることがあります。神式やキリスト教式では「香典」「四十九日」にあたる概念が異なるため、表書きの選び方も変わってきます。故人の宗教・宗派と地域の慣習に合わせた表書きを選ぶことが大切です。迷われた際は、担当の葬儀社などにお気軽にご確認ください。

まとめ

返礼品は、故人への弔意に真心でお応えする、遺族としての大切な礼儀です。相場・のし紙・渡すタイミングを事前に把握し、丁寧に準備することが、ご参列いただいた皆様への誠意として伝わります。

返礼品の選び方やのし紙の書き方など、準備を進めるなかでご不安な点はお気軽にご相談ください。

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