国分寺通信

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案内状とは?葬儀・法要での書き方・送り方・マナーをわかりやすく解説

大切な方を亡くされた後、慣れない手続きのなかで「案内状はどう書けばいいの?」と戸惑われる方は少なくありません。基本を押さえておくだけで、落ち着いて準備を進めていただけます。

案内状(あんないじょう)とは

案内状とは、葬儀や法要(ほうよう)の日時・場所・内容を、参列いただく関係者へ書面でお知らせするための文書のことです。

葬儀の場合は通夜(つや)や告別式(こくべつしき)の情報を、法要の場合は四十九日(しじゅうくにち)や一周忌(いっしゅうき)などの日程・会場・会食の有無などを記載します。受け取る方が予定を立てやすいよう、必要な情報を過不足なく、丁寧にまとめることが大切です。

近年はメールやSNSで連絡するケースも増えていますが、改まった法要の場ではハガキや封書による書面の案内状が今なお丁寧な形とされています。遺族の誠意と故人への敬意を伝える、大切なコミュニケーションのひとつです。

由来・背景

古くから冠婚葬祭(かんこんそうさい)の場では、口頭や手紙で知らせる慣習が根付いてきました。かつては地縁・血縁のつながりが強く、近隣の方々へ直接お声がけすることが一般的でした。

時代とともに生活様式が変わり、現代では郵送のハガキ・封書をはじめ、電話・電子メールと、連絡手段は多様化しています。それでも書面による案内状は「改まった気持ちで大切な方をお招きする」という礼儀の表れとして、現代においても重要な役割を担い続けています。

知っておきたい注意点・ポイント

❶ 忌み言葉・重ね言葉を避ける

案内状の文面では「死亡」「生存中」などの直接的な表現や、「重ね重ね」「再び」「たびたび」といった不幸が繰り返されることを連想させる重ね言葉(かさねことば)は使いません。「永眠(えいみん)いたしました」「〇月〇日に旅立ちました」など、柔らかい表現を選びましょう。

❷ 発送のタイミングを意識する

葬儀の案内は日程が決まり次第、できるだけ早めに連絡します。法要の案内状は、一般的に式の1か月〜3週間前を目安に発送すると、参列者が予定を確保しやすくなります。

❸ 宛先の範囲を事前に整理する

誰に送るかを家族間でしっかり確認しておきましょう。漏れや重複が生じないよう、名簿を作成してから発送準備を進めると安心です。

❹ 返信用ハガキを同封する

法要の案内状には、出欠を確認するための返信用ハガキ(往復ハガキ)を添えるのが一般的なマナーです。会食の手配がある場合は特に、参列人数の把握が大切になります。

案内状の基本的な構成

書面の案内状には、おおむね以下の項目を盛り込むと、受け取る方に伝わりやすくなります。

  • 故人のお名前と続柄:「亡父 〇〇儀」のように記します
  • 日時・場所:通夜・葬儀、または法要の日時と会場名・所在地
  • 会食の有無:法要後に会食を予定している場合はその旨を明記
  • 返信の締め切り:返信用ハガキを同封する場合は期日を記載
  • 差出人の連絡先:喪主または施主(せしゅ)の氏名と連絡先

項目を過不足なく揃えることで、受け取る方が迷わず準備を整えられます。

まとめ

案内状は、遺族と参列者をつなぐ心のこもった橋渡し役です。忌み言葉を避けた丁寧な文面、適切な発送タイミング、宛先の確認——ひとつひとつ丁寧に準備することが、故人への敬意と遺族の誠意を伝えることにつながります。

準備を進めるなかで「どう書けばよいかわからない」と感じたときは、どうぞ遠慮なくご相談ください。地域に根ざした葬儀社として、皆さまに寄り添いながらお手伝いいたします。

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