昨年10月。娘達が通う小学校で運動会が開催されました。保護者が参観できる形の運動会は4年ぶりの事でした。時間短縮のプログラムで午前中だけの開催ということで、お昼にみんなでお弁当を囲んでの食事ができず少々寂しくもありましたが、子供たちの姿を参観できるようになったのが何よりうれしい事です。
新型コロナウイルスが世界で猛威を振るった数年間。以前の日常生活とは一変し、生活様式も大きく変化しました。色々な催事・イベントが中止、縮小されてきましたが、昨年、コロナウイルス感染症が2類から5類へ移行したことが契機となり、コロナ禍前の催事を復活させる機運が高まっています。まだまだ手探りではありますが、コロナ禍をのりこえて世の中に活気が戻りつつあります。そんな中、井口葬儀店でも年末の「もちつき大会」を4年ぶりに開催する事ができました。感染症対策を含め、事前の打ち合わせを何度も重ね準備が進められました。お餅は持ち帰りのみとする、イートインスペースは設けないなど、以前と比べると規模は小さくなりましたが、希望者には『もちつき』を体験してもらうことができました。
当日は天候にも恵まれ、近所にお住いの約150名の方々に参加頂きました。会場では笑顔があふれ、「美味しかった」「楽しかった」というお声を聞くことができ、小さいお子さんに『もちつき』を体験させてあげたいと参加された親御さんからは「来年もぜひ開催して欲しい」とのご要望も頂戴しました。我が家の娘たちも飛び入り参加させてもらい、はじめてのもちつき体験に大興奮、帰ってから食べたつきたてのお餅の美味しさに大感動でした。
『もちつき』という日本の年末の伝統行事を若い世代に伝えていく事に手ごたえを感じました。「開催できて良かった」というのが素直な感想です。地元に密着したこのような活動を通じて、井口葬儀店が顔の見える葬儀社として、長年国分寺の地で事業を継続できているのだという事を体感できました。この先もこのような機会があれば、積極的に参加して思いっきり楽しみたいと思った一日となりました。
文責:大橋林太郎