昨年、父の三回忌を
迎えることができました

父が他界してから
猫を飼っていた母の暮らしに犬が加わりました
やはり父のいない生活に寂しさを覚えたのでしょう
息子の私はあまりにも無力です

驚いたのは
父の写真や、肖像画が
寝室やリビングに飾られるようになったことです
気丈に見受けられる母ですが
やはり喪失感は、私の想像を超えるものがあり
悲しみは今も変わらずに続いているように見えます

私も困難な案件があると「父に相談しよう」と
一瞬思ってから正気に戻ることが時々あります
まだ父は私の中に宿っていると実感し心が暖かくなる瞬間です

父は末期の癌でしたので
限られた時間でしたが、終末期の治療を受ける中
看病等をやり切ったという思いから
死を覚悟する時間を持つことができました

葬儀も関係各所のご協力とスタッフの協力により
悔いを残すことなく見送りができましたことは
母や私、親族やスタッフにとっても
その後の人生に大きな力を与えていただいたと
実感しております

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私のように覚悟や準備ができていない中で
大切な人をお送りする方もおられるでしょう

愛する人の死を受け入れることができず
我々のことを敵視するような方も
いらっしゃるかもしれません

突然の死の場合は
只々、そっとしておいてほしい
時間がほしい、誰とも話したくないなど
感情を言葉に表すことは難しいと思います

逆縁の場合は、なおさらでしょう
我々ができることは、ほんの少しです

限られた時間の中でお客様の潜在的な想いを形にしてゆくこと
想いを実現するために
思慕をしっかりと受け止めて提案してゆくこと
それが我々にはとても必要な能力であると
実感いたしております

人を送るという生業を
“道”の域にまで高めてまいります

本年も
かけがえのない大切な人
100人いれば100通りのお見送りを
一歩一歩着実に目指してまいります

2023新春
文責:井口朗