通勤途中で通る公園には朝からランニングやウォーキングに励む人が大勢います。
かく言う私も2年前から健康の為にと友人達とランニングを始めたにわかランナーでした。
もともと体を動かす事は好きで、体力にも自信がありましたが、始めた頃は10キロも走ると体力の限界を感じ「これ以上は絶対走れない」と思っていました。そもそも「いきなり10キロも走る初心者ランナーはいない」と友人達の笑いの種でした。しかし今では20キロ位なら難なく走れる体力と脚力がついてきました。
帰宅後の時間で短い距離を全力に近い速さで走ったり、休日ともなれば長距離を2、3時間かけてじっくり走ったり、体調管理はもちろん膝などに負担がかからないように工夫しながら走っています。昨年秋にはハーフマラソン大会にも参加して40代半ばにしては上々の記録(1時間40分47秒)を残すこともできました。
マラソンであっても仕事であっても、自分で限界を決めつけてしまうことは自身の成長を止めてしまいます。よく「石の上にも三年」とか「千里の道も一歩から」などと言いますが、僅かな時間、僅かな距離でもコツコツと地道に走り続けたことが今に至る走力に繋がっていると実感しています。
今年は葬儀の仕事に携わるようになって6年目。会社から全面の御支援を頂き、9月には「1級葬祭ディレクター試験」を受けさせてもらう事になりました。試験には幕張りの実技試験もあり指定時間内で仕上げなければなりません。練習を始めた頃は指定時間の倍以上かかり「これは無理じゃないかな…」と思っていましたが、練習と先輩方のアドバイスのおかげか、時間内に仕上がる様になって来ました。今はまだ及第点レベルですが、それを限界と決めつけず「合格しました!」と報告出来るように地道に練習を続け行こうと思います。
文責:加藤 洋一